CT-X700と比較した機種

本、音楽

先日購入したキーボードは、カシオ CT-X700です。
新品・中古で散々悩みまくった挙句、ヤ〇オクで偶々見つけて勢いで落札しました。
送料含めてこの値段なら保障無くてもこれで良いのではなかろうかと(奥行きサイズには目をつぶる)。
61鍵盤買ったから今まで弾けなかった曲がすぐ弾けるようになるわけでもなく、商品が届くまではCT-K240(46鍵盤)と2台をどう使い分けようかと思っていたくらいでした。

CT-K240は鍵盤が滑りやすいとか、楽譜スタンドからちょっとの振動で落ちてしまうとか、電源を入れる度に毎回ボリュームが最大になっているとか、モノラルなのに鍵盤の両サイドに大きなスピーカーが付いているとか、気になる点はありましたがそれはそれです。
もしトランスポーズ(音程を変化させる機能)が1オクターブあれば61鍵盤が欲しくなることはなかったかもしれません。

さて、いざ届いた商品は写真では写らない汚れが酷い状態だったので電源入れる前に小一時間掃除。
鍵盤は全部ではないですけれど最初からカチャカチャ鳴りました、中古品のデメリットです。

それでも数日使ってみて結局CT-X700の1台に絞り、CT-K240はお蔵(箱)入りとなりました。
ちなみにCT-X700は既に廃番なので在庫処理セールをしているところもあるし、逆に値上がりしているところもあります。

CT-X 700を選んだ基準
・61鍵盤
・タッチレスポンス機能(これの必要性は使ってみると分かる。これがないと小さな優しい音が出せないので音が出ればOKな人には必要ない)
・鍵盤サイズ(CT-K240同等以上で鍵盤奥まで使えること)
・AC電源(の機種は乾電池可も多い。モノによっては充電式も多いけれど、自分の用途ではまずコンセント)
です。

AiX音源 なのは良いのですが(現状どの音がいいか迷っている、大抵は1番に設定されたピアノの音でOKなんだろうけれど)、音色数がが600あっても(鍵盤楽器意外や効果音も含めて)、リズム/パターン数が195あっても、内臓曲160あっても(これはもしかしたら使うかも)、コードブック(実は便利なのかもしれない)、ステップアップレッスンがあっても(もしかしたらこれ使うと上達するのか)、MIDI接続その他、今のところは使わない・使えない機能が満載です。

(※追記・・・慣れるとCT-K240の鍵盤と比べてかなり弾き易いです、簡易版CANONのサビを弾いて実感しました)

ちなみに家電量販店で61鍵盤を目の前にして通常使うドの位置が分からなかったし、タッチレスポンス機能については当初故障しているのではないかと思った位の未熟者です。
未熟者なりに比較したので、キーボード選びに悩む人の参考になれば幸です。

※調べ直しながら書いていますが、もし間違えた表記があっても責任はとれませんので各自で確認してください。
※電子キーボードのレビューを見るとピアノとは全然違うという意見があるけれど、電子キーボードはピアノ線を叩いているわけではないのだから当たり前だと思います。

カシオ CT-S1

カシオサイトより

最終的な第1候補、某サイトの買い物かごに入れたままだった。
2021年度楽器店大賞、家電量販店で触ってみて最終的に買うならこれにするつもりだった(けれど赤がちょっと朱色っぽいのが段々気になり始めていた、それ以外ならWHグレーっぽい白の方)。
キーボード上部が全部ファブリックなのはあまり好みではないけれど、スピーカーの音は良いらしいけれど基本的にヘッドフォン使う派なので。
ちなみに年内にハッピーアートムーブメントのブリット氏とのコラボ作品が発売されるらしい。

カシオ CT-S200
単純に61鍵盤が欲しいだけなら同じカシオのこれなんだろうけれど、CT-K240を使っているくせに初めてCT-200を触った時に何か弾き難さを感じた。
今となっては単に慣れない61鍵盤だった、からかもしれない。
この機種はタッチレスポンス機能なし(だけれど黒・白・赤から選べる。島村楽器限定モデルCT-S300にはありだけれど色は黒のみ)。

カシオサイトより

カシオ CT-400
CT-S1と姉妹機種。
CT-X700を触った後だと、やはりディスプレーがあるのは便利だろうなと感じる(CT-S1にはない)。
最初は何か鍵盤が軽いなと感じたけれど、最終的にはCT-S1も含めこのタッチが良さそうだった。
腕前はさておきCT-X1100も試してみたけれど、CT-S1・400とは全然違った。
どちらかというとCT-X700の方が近い気がする、けれど全然違う。

カシオサイトより

ヤマハ PSR-E360
某家電量販店で触ったのはこれではないけれど、最初に試し弾きして(というか音量は最小で触って)、あっヤマハ弾き易いかもと感じたのがPSRシリーズ。
色で選ぶならPSR-E360(メイプル・画面の左半分)だなと、もし次にステップアップしたとしてもこの色柄は選べないだろうし。
ただし幅は940mmで可としても奥行きが316mmなのでためらっていた(結局CT-X700を買っておきながら・・・奥行き350mmもある)。

ヤマハサイトより

ヤマハ NP-12
鍵盤の横にスピーカーが付いているので、他の機種と比べるとちょっと横長。
CT-K240もモノラルなのにデカイスピーカーが両サイドに付いているので46鍵盤にしては幅広だったけれど、出来ればこれと同じ位の大きさに納めたかった。
それでもCT-S1に決めるまでは第1候補。
何度か試すうちにヤマハは鍵盤の底打ち感を感じるようになり、長時間弾かないくせに弾いてるうちに疲れそうだなと思い始める。
実はCT-K700も似たような感じ、これでは試し弾きに行った意味が無いけれど。

ヤマハサイトより

ヤマハ NP-32
NP-12が幅広だからいっそのことNP-32(76鍵盤)でも良いかもと思ったりしたけれど、これだとと既に88鍵盤のサイズに近い。

※サイズが似ていると各メーカーが1から設計しているのか、雛型をベースに色付けしているのか、どうなんだろうと思う。

トルテ TSDK-61
アマ〇ンやらECサイトで似たような機種が沢山出ているお買い得機種(どうやらOEM・ODMのC国メーカーらしい、日本ではサクラ楽器さんも扱っているので安心と言えば安心)。
しかしAC電源(コンセント使用)ではない、充電式のメリットも勿論あるだろうけれど長く使うにはデメリットが大きいと思う。
さらには鍵盤がちょっと短いらしい(CT-K240の鍵盤サイズより小さくなることは選択外)。
同類で紹介されているONETONE OTK61S はAC電源可、鍵盤サイズも短くはないが本体の奥行きが375mm。

アマゾンサイトより

※このタイプは先のヤマハPSRやカシオCT-Xシリーズとそっくり、設計上この形に辿り着くのか、もしくはベースになる機種の流用なのか。

ロングアイ(Longeye) 61鍵盤
この辺りになると機種名の特定さえ難しい。
鍵盤サイズ・ストロークは良いみたいだけれど充電式、何故に充電式。
問い合わせてみたら充電は強気の1500回を目途にしているらしい、充電以外の使用不可とのこと。
若干たどたどしい返事だった。

アマゾンサイトより


カリーナ 88鍵盤モデル

アマゾンサイトより

どうせ買うなら88鍵盤でもこの辺りの金額ならと比較してみた機種。
しかし充電式、問い合わせたら(想以上に早く返信があった)充電目途は500回、バッテリー交換可(送料工賃だけで新品が買えそうだけれど)、バッテリーがへたっても充電ケーブル接続での使用可らしい。
これらの内容は宣伝してもいいことだと思うんだけれどしていない。

これらC国メーカー産は大抵サステインペダル(使ったことはない)付きで、MIDI対応(使ったことはない)、鍵盤はタッチレスポンス機能付きで色々付属品もあってお得感いっぱいだけれど(本体だけならもっと安いはず)、どうやらこの辺りのキーボードは鍵盤の奥を押さえた時に音が鳴り難かったり、音が重なると鳴らない事があったり、個体によっては音程がおかしい時もあるとか。
(いつまでも)初心者なりに鍵盤の奥も押さえる(ある時こういう使い方もあるんだと気が付いた)のでこれはマイナスポイント。

折角色々と調べたので、キーボード選びに悩んでいる人の参考になれば幸です。
重ね重ね購入される場合にはご自分でしっかりと確認してください、当サイトでは責任は持てません。
悩んでいる時も楽しいのですけれど、例えばハラミちゃんやかてぃんさん、藤井風さんと同じのが使いたいとか、それでも良いと思います。

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