※米原の待合室は新幹線改札入ってすぐ左手にありました。
新幹線の停電で約2時間遅れていた時の体験記(やや長文)。
去る3月13日の日曜日、ちょうど研修で東京へ行っていました。
今回はチケットの手配が遅れた為、JRを乗り継ぎ日帰りの予定でした。
往復共指定席ですが、復路の指定席は東京駅で確定するつもりでした。
いざ帰る直前に東京駅までの所要時間を調べると何やら電車が遅延しているとのこと。
まぁ東京駅まで行けば大丈夫だろうと高をくくっていましたが、なんと遅延は在来線ではなく東海道新幹線だったのでした。
何かえらい混んでるなぁと思っていたら、静岡で停電の為約2時間遅れているとのことでした。
ちょっと余裕をもって駅に付いたのが幸いし、まずは指定席の確保のためにズラ~と並んでいる行列の最後尾へ並びました、がこの列がホントに窓口に向かっているのかは定かではありませんでした。
券売機の方は空いていたらしいのですが、以前何度やっても乗り継ぎの指定が上手く出来なかったので、新幹線の時はいつも窓口を使います。
取り敢えず再度時刻表を確認したりしてみましたが、いかんせん新幹線自体が時刻表通りには走っていません。
焦っても仕方ないので暫くはそのまま並んでいましたが、万が一米原で最終の北陸本線に乗れなければどこかで宿泊決定です。
ということは取り敢えず米原に止まる新幹線に乗って米原までは到着しておくべきだと判断しました。
指定席が空いているかは車内で車掌さんに聞いてみればいいだろうということで、とりあえずは乗車しました。
乗車はしてみましたがこんな混雑状態では、車掌さんは通りません。
(多分名古屋を過ぎて乗客が少し減ってからだと思うのですが、米原までの間に1度だけ車内販売が通りました、車掌さんも途中で1度だけ)
結局東京米原間の約2時間ちょっと、出入り口近くのデッキで小さくなりながら立ちっ放しでした。
微妙に揺れるのですが持つ所がないので、ドア上部横にある隙間に指先を引っ掛けて支えていました。
空きっ腹で乗り物に乗るものではありません。
さらには現状を調べようとちょっと検索したりしたからかもしれませんが、途中で気分が悪くなりそうでした。
電車内でひたすらスマホを睨んでいる人たちはもしかしたら三半規管が強いのだろうか、もしかしたら進化しているのか、と思ったり。
無事米原駅に到着したのは良かったのですが、どうやら早く着きすぎたようで30分以上待つことになりました。
ここで米原駅にも(当然ですが)待合室があることを知りました。
しかし残念ながら駅舎内の販売店は既に閉まっているとのことでした。
たしか米原駅周辺は・・・スーパー以外何もない。
そういえば品川駅手前でもしかしたら北陸新幹線なら普通に帰れるんじゃなかろうかと気が付き降りようかとも思ったのですが、止めといて良かったです。
もうその時点で最終に間に合っていませんでした。
東京駅で待っている間に気が付いていれば、もしかしたら楽に帰れたかもしれません。
昨年は東京へ行く際に東海道方面の大雪で、到着が5時間遅れたこともありました。
北陸新幹線は問題なく走っていたそうですが、普段利用しないのでこの時も頭に浮かびませんでした。
良い意味で考えれば東京方面へのルートが2つあるというのは有り難いことですね。
この時は午後からの予定で急ぐこともないので通常なら丸岡駅を利用するのですが、最終がより遅い時刻に止まる芦原温泉駅を利用していました。
実際、米原駅での乗り継ぎの30分以上前に着いても北陸線は最終までなかったのですけれど。
ちなみに帰りのサンダーバード(米原で乗り換え)の指定席はガラガラでした。
お土産も往路で東京駅に到着後直ぐに購入済みでしたし、何だかんだで無事帰宅できたし、なかなか出来ない貴重な体験でした。
GWやお盆年末年始のラッシュ時には電車には乗りませんから。